うさこのーと

僕の怠惰さとうさこの話です

うさこのーと

用意するのはPCです。
キーボードと、自由に動く指です。
意思です。
空白を埋める意思です。

僕の生活は無駄なことだらけで、
僕は僕自身、ほとほとあきれ果てていた。
どうしてこんなに怠惰なのか。
これは僕の悪い習慣だ。
悪い習慣は何年もの間、僕の毎日を優雅な日曜日へと変えていた。
日曜日の後は日曜日だ。そのまた後も日曜日だ。
スマホを見つめている間に終わる日曜日だ。

優雅すぎて、僕はやがて無気力になった。
特にここ何か月かは酷い。
本も読まず、また書くわけでもなく、ただ無為に時間を過ごした。
日々の怠惰に押し流されてきたんだ。

変えなきゃいけない。
指の先をぴんと伸ばすみたいに、
感じる世界の端っこまでを僕自身の意思で満たして、
世界を刷新しろ。

今日の成果はショートブレッドとクラシックショコラだった。
うさこの仕事がたった今終わった。
彼女の夜食を電子レンジに入れて起動させる。
職場まで車で十分、はやく行ってあげなくちゃ。
今日は3点だった。
明日はもっと良くする。

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